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おすすめのホラー映画

おすすめのホラー映画

ぼくはホラー映画が好きです。作業用のバックグラウンドビデオとして Netflix とか Prime Video の適当なホラーを延々流すほどホラーが好き。

怪談も心霊写真も大好き。でもお化け屋敷は無理。映像や写真、音声を通して、その向こう側の世界で起こる恐怖を傍観することを好んでいるのです。(こうやって書くとめっちゃ趣味が悪い気がしてくる)

で、ホラー映画が好きだっていうと「どんなホラー映画がおすすめですか?」と聞かれることがよくあります。こういう質問、難しいですよね。

ぼくが好きなホラー映画なら答えられるけど、それが万人におすすめできるかというと分からない。質問した方の趣味や人生観などをじっくり伺ったうえで、後日郵送での回答になりますがよろしいでしょうか、という気持ちになります。

もちろん、質問した方がそこまで本気で「おすすめしてくれ!」と思っていないことも重々承知なので、とりあえず無難なチョイスでいくつか挙げることになるのですが……。

その無難なチョイスがけっこう難しい! パッと思い付かないこともよくあります。

ということで、自分のため、そしてこれを読んでいるみなさんのために、そのいわゆる無難なチョイスを熟考してまとめておきたいと思います!

ホラーというジャンルの定義はかなり難しいのですが、テーマとして「恐怖」が主軸にある作品を選んでいきます。よろしくお願いいたします?

死霊館

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1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人の娘たちが古びた一軒家に引っ越してくる。しかし、毎朝母親の体にあざができ、一定の時間に止まる時計など不気味な怪現象が次々と発生し、娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻に解決してほしいと依頼する。夫妻が現地を調査すると恐るべき歴史が明らかになり、夫妻は館に巣食う邪悪な存在に立ち向かうが……。

サイコスリラー「ソウ」の監督、ジェームズ・ワンのホラー映画。呪われた家 vs 霊能者っていうアメリカっぽい定番ホラーなんだけど、いちいち怖い!

来るぞ来るぞー……来ない!! と思ったら来たーーー!!!みたいな、分かりやすくドキドキできる感じがとても良い。

しかも、元ネタが実話っていうスパイス付き。アメリカが舞台だから日本人からすると結局は遠い世界の話になっちゃうのだけど、それでも現実と地続き感があって尾を引く感にゾクッとできます。

シリーズ物で派生作品も複数あるからハマると長く楽しめますよ。

死霊館
死霊館

ドント・ブリーズ

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街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

これは人が怖い“ヒトコワ”系ホラー。ドキドキ & ハラハラからのドロっとした展開がキモ怖いです。

ドキドキドキハラハラドキドキドキキンモーーーーー!!っていう感じで終わります。後味はかなり悪いですし、家族や恋人同士で観ると変な空気になるから注意が必要。

1 人ぼっちで息を潜めながら観ましょう!!

ドント・ブリーズ
ドント・ブリーズ

パラノーマル・アクティビティ

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幸せに暮らすひと組の若いカップル。ある日、家の中の様子がどこかおかしいことに気付き、悪霊がいると感じた二人は家中の至るところにビデオカメラを設置する。そして、二人が眠りに落ちた後に撮影された映像には、背筋も凍るようなものが映っていて……。

泣く子も黙るパラアク 1 作目。後述する「ブレアウィッチ・プロジェクト」の公開以降定番の手法となっていたモキュメンタリー & POV(主観ショット)をゆったりと使ったお化け系ホラー映画。

じわじわと家が悪魔に侵食されていくのを、主人公視点で体験できる作品です。音とか急なポルターガイストにびっくりする系なので恐怖度合いの評価は分かれるかもしれませんが、ぼくは毎回ビクッとなります。急なやつ怖い。

シリーズ化して数々作品が出ていますが、ぼくのおすすめは 1 作目と日本版パラアク「パラノーマル・アクティビティ 第 2 章 TOKYO NIGHT」の 2 本。日本版はちゃんと日本らしさのあるドロっとしたストーリーになってます。

パラノーマル・アクティビティ
パラノーマル・アクティビティ

REC / レック

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レポーターのアンヘラは、あるアパートに出動する消防団に同行取材を行う。現場にいたのは血まみれの老婆。老婆は警官にかみ付き、建物は外から封鎖されてしまう。救出に来た衛生士の口から、この建物で発生したと思われる人や動物を凶暴にする病原菌の存在を知らされ……。

これも POV で撮影された作品。ホラー & パニック系で、アトラクション的に楽しめる映画です。お化け屋敷の疑似体験ができる感じ。

初めて観た時は本当に興奮しました。最高に面白いゾンビ映画来たぞ!ってテンションめちゃくちゃ上がった記憶があります。そのくらい怖くてドキドキできて後味も悪い。

ハリウッドでリメイクされていますが、ぼくはスペイン版の 1 作目と 2 作目が好きです。3 と 4 は観なくてよし!

REC / レック
REC/レック

残穢

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ミステリー小説家である私に、読者の女子大生・久保さんから自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。

ここ数年のうちナンバーワンで怖かったジャパニーズホラー。トラウマ級でした。

事故物件ってどう思います? 誰かが亡くなった住居って、なんか嫌ですよね。自殺や殺人はもちろん、事故や自然死であったとしても、できれば住みたくないですよね。

そんな物件に染み付いた死が実は大きな呪いの連鎖の中にあったら……。人や土地を介して繋がっていく呪いだったら……っていうストーリー。

しかもフィクションなのか事実の再現なのか曖昧にしているのが怖い。地続きの恐怖。ねっとりしたホラーが好きな人におすすめです。

ヴィジット

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休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……。

あの「シックス・センス」で有名な M・ナイト・シャマラン監督が再評価され、大復活を遂げたホラー映画。

POV 形式かつ低予算 & 無名俳優を採用っていう特別なポイントがたくさんある映画なのですが、なにより脚本が素晴らしかったです。

一度も会ったことのない母方の祖父母という、“近いような気がするのに実は遠い存在”に対する得体の知れなさが怖い。言い方は悪いけどババアが怖い系ホラー。暗がりの謎ババアに感ずる恐怖を思い出させてくれます……。

かつ、ラストに向けて主人公姉弟の成長も描かれていて、不思議と感動してしまったり……。とにかく感情を揺さぶられる映画。ぼくは本当に大好きです。

ヴィジット
ヴィジット

インシディアス

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ジョシュと妻のルネは、3人の子どもと一緒に新しい家に移り住む。彼らは、多少老朽化してはいるものの、広い家で子育てと仕事に専念するはずだった。だが、引っ越し直後から屋根裏で奇妙な物音が聞こえたり、勝手に物が移動したりする現象が起こり始め、一家は不安に陥る。

で、でたー! またまた登場、ジェームズ・ワン監督のホラー映画です。

ジャパニーズホラーの代表格「呪怨」を思わせる“お化けがっつり登場系”ホラー。いや、それ黒塗りの人間やんけ! と思わなくもないんだけど、怖がらせる演出が格別に上手なのでビクッとなる。

悪魔に魅入られた息子を救う父、という構図を通して人間ドラマを描きつつ、その悪魔がなぜ息子を狙うのかという謎を追うのも面白い作品。

ぼくは 3 作目の「インシディアス 序章」が特に好きです。

インシディアス
インシディアス

ライト / オフ

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電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティンを守るため、レベッカは久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。

電気を消すと近づいてくるお化けが怖い映画。

監督はデヴィッド・F・サンドバーグ。彼が YouTube と Vimeo に投稿した短編ホラーがジェームズ・ワン(また出た!)の目に止まり、それを原案として長編化された作品です。

デヴィッド・F・サンドバーグ監督は、この作品後、死霊館シリーズのスピンオフ作品「アナベル 死霊人形の誕生」を監督し、さらに DC ヒーローを描く「シャザム」の監督を務めるなどめちゃくちゃ出世しています。

ぼくは原案となった短編の方が怖いと思うけど本作もなかなか。というか、実は作品より監督が好き。 DVD とかに撮り下ろしの短編を特典映像として入れてくれたり、自身のディレクションの手法を解説してくれたりと、映画の世界を身近に感じさせてくれる人柄に好感を持っています。

「ライト / オフ」も「アナベル 死霊人形の誕生」も批評的にはかなり賛否が分かれているところではありますが、ぼくは監督込みでどちらも大好きです。

以下は短編バージョン。怖い。

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ライト / オフ
ライト/オフ

IT / イット

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とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した人々とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが……。

怖いピエロが強気で怖がらせてくるパワー系ホラー映画。

スティーブン・キング原作のテレビ映画をリメイクした作品として話題になり、ぼくも公開直後に映画館で鑑賞したのですが、これがまあ怖かった。

ちょい見せでじわじわ迫ってくる“それ(大怖ピエロ)”が姿を表して襲いかかってくる瞬間、一人称視点でクラクラするくらい無理くり怖がらせてくる手法がニクい。ニクいというか怖い。

家で楽しむならぜひ一番大きいディスプレイでどうぞ!

IT / イット
IT/イット

イット・フォローズ

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ある男と熱い夜を過ごす19歳のジェイだったが、彼は突如として彼女を椅子に縛り付けて奇妙な告白をする。それは性行為をすることで、ほかの者には見えない異形を目にするようになり、彼らに捕まると殺されてしまう怪現象を相手にうつすことができるというものだった。さらに、その相手が異形に殺されたら怪現象は自身に戻ってくるという。信じられないジェイだったが……。

人の形をした“それ(いろんな人の姿をしている)”に延々追いかけられるオシャレホラー。

ぼくも経験したことがあるのですが、知らない人にただただ追いかけられるのってめちゃくちゃ怖い。 その恐怖を「生と死と愛」というテーマを持って抽象的に描いています。

いろいろ深読みしたくなる作品ではあるのですが、単純に追いかけられるのが怖い映画として楽しんでみてはいかがでしょうか。人によってはトラウマ抉られるほど怖いと思います。

イット・フォローズ
イット・フォローズ

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

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1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だがヘザー、ジョシュ、マイクの3人はそのまま消息を絶った……。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られる。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見されたのだ……。

来ましたね。ぼくが POV 大好きおじさんになるきっかけとなったモキュメンタリーホラー。初見はおしっこちびるほど怖かった。

伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリーを撮影する大学生グループが恐怖に襲われるというストーリーが圧倒的なリアリティを持って描かれています。

ぼくの地元にも伝説級に怖い森があるのですが、そこに訪れた人が体験した話と重なる部分があったりして、やっぱり心霊スポットみたいな場所には絶対に行っちゃいけないなという気持ちを改めて持たせてくれる特別な作品です。

低予算 POV ホラーが流行するきっかけになった作品でもあるので、ぜひ観てほしいです。

正統続編の「ブレア・ウィッチ」も併せてどうぞ!

ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ブレア・ウィッチ・プロジェクト

呪怨

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ある日、介護ボランティアをする女子大生の仁科理佳は、寝たきりの老婆・徳永幸枝の様子を見るためその家を訪れた。理佳は何か不気味な雰囲気を感じつつも家の中へと入っていく。悪臭が漂い物が散乱する中を進み、一階の薄暗い部屋で幸枝を発見する理佳だったが…。数日前、幸枝の息子・勝也が帰宅すると妻が倒れていた。この家に引っ越して以来、一家は不吉なことに見舞われ続けていた。やがて勝也の妹・仁美が不審に思いこの家にやって来るが、どこか様子のおかしい勝也に門前払いされてしまう。これを機に、仁美にも不吉なことが憑きまとうようになり…。

白塗りお化けが襲ってくるホラー。

お化けの姿より、やっぱり雰囲気が怖い。舞台となる家はもちろん、呪いの際限の無さが、映画と現実を地続きにして恐怖を増幅させてくれている気がします。

時系列めちゃくちゃなオムニバス形式も当時のぼくにとってはかなり斬新で、いつ何が起こってどこに至るのか読めない & 結局至らない気持ち悪さみたいなのが強く記憶に残る作品です。

近年の呪怨も悪くないですが、最初期のビデオシリーズが特におすすめ。むちゃくちゃ怖いですよ。

ぼくのお気に入りは酒井法子さんが出ている「呪怨2」です!


近年のど定番を連ねてみました。ぼくとしては他人に薦めやすい良いラインナップだったと思うのですがどうでしょうか……。

ちなみに、ホラーは字幕がおすすめ。臨場感増します。

しかし書いてて楽しかったーー😂