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キャプテン・マーベル

キャプテン・マーベル

正義のバランスが個人の皮を被った“世間”に大きく傾いている時代。

日々、正しさを測る“ものさし”は形を変え続けている。

普遍的なものなど存在しないという事実だけが普遍的に突きつけられたぼくたちは、何を拠り所にして真っ当に生きれば良いのか。

正しさと勇気

必要なのは、自分だけの正しさを測る“ものさし”。

でも、その“ものさし”で導き出した正しさを遂行するには、ぼくたちはあまりにも無力だ。

他人の正しさに乗っかって空気を読むだけで精一杯。ただ、自分が正しいと思えることを選択する勇気が足りない。

そして、選択した正しさを継続するパワーが足りない。

いつもどこかで挫折したまま諦め、この程度でいいやと力を抜いてきたツケなのだ。

正義のヒーローは、突然ヒーローになるんじゃない。 逆境に負けず立ち向かい続けたからヒーローになれる。

ぼくは今からでもヒーローになれるだろうか。 自分にとっての正しさをきちんと示すことができるだろうか。

マーベルの新作映画「キャプテン・マーベル」を観て、そんな風に自問自答する数日でした……。

正義を遂行できる圧倒的なパワー

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記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。1995年、ロサンゼルスのビデオショップに降り落ちた彼女には、驚くべきパワーが備わっていた。フラッシュバックする謎の“記憶”に隠された ある“秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。記憶を狙う敵との“戦争”を終わらせるため、彼女はニック・フューリーと共に戦いの中へと身を投じることになる……。

「禁断の記憶を巡るサスペンスフル・アクション」という触れ込みだったので、緊張感のある謎解きを主軸としたストーリーなのかと思って鑑賞したのですが、実際はとてもわかりやすいSFアクションでした。

強く印象に残ったのは、主人公キャプテン・マーベルの強さ。

肉体的にめちゃくちゃ強いのはもちろん、とにかくメンタルが強い。

マーベル系ヒーローの映画作品って、超常的な能力を持ちながらも葛藤や挫折を経て真のヒーローに目覚めるような、共感しやすいストーリーが多い印象でした。

でも、キャプテン・マーベルは違うのです。 超常的な能力は後天的に手に入れたものかもしれないけど、心は幼い頃からスーパーヒーロー。ドラゴンボールの悟空とかワンピースのルフィのようなタイプです。

勝負に負けても負けと思わない面構えが印象的でした。

ゆえに、今までのマーベル作品とは根本的に違うし、変革のきっかけになる作品なんだなと思いました。キャプテン・マーベルはどのヒーローよりも成熟していて特別な存在なのです。

強い精神力と自らの正義を遂行できる圧倒的パワーを持つキャプテン・マーベル。憧れます……。

アベンジャーズシリーズ最終章につながる物語でもあるので、ぜひ映画館で鑑賞してみてください。猫かわいいよ🐱