映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE  ~2人の英雄~」を隅っこで観てきた

映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」を隅っこで観てきた

MOVIE

週刊少年ジャンプで連載中の漫画「僕のヒーローアカデミア」の初劇場版作品「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」を観てきました。

ぼく、連載開始当初から原作大好きマンでして、アニメも Hulu やテレビですべて鑑賞したし、かつジャンプ+で連載中のスピンオフ作品「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」も読みまくってるファン中のファン。

ゆえにオリジナルストーリーには色々と思うことはあれど、作者の堀越耕平先生が総監修 & キャラクター原案を担当されているということで、期待して劇場へ。

結論から言うと、とっても楽しめました!!最高!!!

原作の物語よりもよりポップに、より多くの人に届くように分かりやすい形でヒーローたちが描かれていて、少年の心で楽しめました。

原作のテーマが生きた夏休み映画

夏休みということで子どもたちが多く来場するだろうと思い、彼らに気を使って一番後ろの端っこの席をとった。
たぶん同じように考えたんでしょうね。ぼくよりちょい若いくらいのお姉さんが右隣に座ってて、その人、エンドロールのあたりで静かに泣いててさ。

それを右側に感じてたら、ぼくも思わずウルッときてしまってな……。

分かる。分かるよ、お姉さん!

仕上がりは思いっきり夏休み映画だけど、ちゃんとぼくらを救ってくれる映画だったよね!

当たり前のこと(ヒロアカ世界でいう個性)ができないキャラクターが、その中で自分にしかできないことにちゃんとプライドを持って向き合う姿……。
これぞヒロアカって感じで最高でしたよね!!

オールマイトという絶対的平和の象徴が喪失することによる影響をストーリーにからめていたり、原作やスピンオフでたびたび登場していた“個性強化薬”に関しても言及していたりと、ヒロアカ考察勢にとっても面白い内容も良かったなーーーー。

考察といえば、世界の個性犯罪率が20%前後なのに対し、日本の個性犯罪率が6%ほどと平和だったのはオールマイトのおかげだったっていう事実が数字で示されてるのも興味深かったです。

堀越耕平先生が総監修ということで、そういった細かい設定も史実として取り込まれるのだなと安心して観れたし、ちゃんと原作で大事にしているテーマみたいなのが生かされていたのがファンとしては嬉しいポイントでした。

二度と無いであろうデクとオールマイトの共闘

そんな中、特に熱くなれたのは、主人公・緑谷出久ことヒーローネーム・デクと平和の象徴・オールマイトの共闘シーンでした。

原作では描かれなかった師弟のダブルパンチ。これには本当に震えましたよ。

まず、デクは基本フルパワーで戦えないのです。身体が能力に追いついていないから、フルパワーで誰かをぶん殴ろうもんなら自分の方がぶっ壊れてしまうっていうリスクを背負っている。

そんなデクが、映画オリジナルキャラクターのメリッサ(志田未来さん、演技最高でした)によるサポートのおかげで全力で戦える状態になったっていうね。
身体のことを心配せずに全力でぶん殴るデクはまだアニメ化されていないので、そんな全力な姿を見れた感動がまず大きかったです。

それだけでも「デクかっけええええ!!」なのですが、その全力パンチが出せるからこそオールマイトと並んで敵にぶつかれるっていう事実がやばい。「デク、肩ならべとるやんけ最高かよ……」っていう感動も湧き出すのだから収集がつかない。

子どもたちは「いいぞ!がんばれ!!」って観てたかもしんないけど、ぼくは「良かったねえ😭」みたいな謎の親心で泣いたよねっていう話です。

もちろん、かっちゃんや轟くん、切島、耳郎らのレアな共闘姿もかっこよかったです。ぼくは耳郎が好きです。

入場特典ありがとうございました

劇中でも描かれていたヤングオールマイト。入場特典にもその若き日の一部が9ページの漫画作品として描かれていました。

オールマイトからデクに譲渡された個性、ワン・フォー・オールはまだまだ謎な部分が多いので、そのヒントが少しでもあればと食い入るように読み込んだんだけど……。結局考察の材料になりそうなヒントは無かったでした。
でも、オールマイト自身がなぜアメリカへ渡ったのかを知ることができたのは良かったです。その時の彼がどういう思いだったのかも伺い知れて、オールマイトの人間っぽさが見えた気がしました。

オールマイトも元々無個性だったのに、すごいよなあ……。

「僕のヒーローアカデミア」の魅力

ぼくは、ヒロアカのキャラクターたちがターニングポイントとなる局面で絞り出す彼らなりの“答え”にいつも感動させられています。

決して綺麗事にせず、それでも綺麗事に向かうために、納得感のある高確率で実現可能な選択を重ね続ける姿に強い魅力を感じているのです。

「ああああーーー!そこでそうしますか堀越さんーーー!!」みたいな。ちゃんと(このちゃんとむずかしい)考えるってことがいかに大事なのかってことをいつも教えてもらっているような気がします。

ちょっと残念だったのは、劇場版にそういったシーンが少なかったこと。

バトルシーンはめちゃめちゃかっこいいし、師弟共闘にはぶち上がったから全然良いのだけどね!

ということで、原作はもちろんアニメからヒロアカファンになったかたもぜひ観てほしいと思います。

そして堀越先生に感謝を伝えたい。毎週楽しいお話をありがとうございます🙏